2024年1月14日をもちまして、
図書菅
が卒団する運びとなりました。
所属してから約12年間のご声援、誠にありがとうございました。
新たな道に進む図書菅を、今後とも応援頂ければ幸いです。
以下、図書菅より皆様へ卒団の挨拶となります。
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いつも劇団ZTONを応援いただき、誠にありがとうございます。
図書菅です。
この度、一身上の都合により劇団ZTONを卒団することになりました。
「一身上の都合ってなによ!!!」
と疑問を抱く方も多いかと思います。
ハッキリ言ってしまうと、就職のためです。
実のところ、就職のため退団を考えた事は数年前にも一度だけありました。
でもその時はなんやかんやあって、劇団生活を優先することに。
そして今年の初めにふと、
「もう十分頑張ったんじゃないかな?」
なんて考えが芽生えてきたのです。
ZTONに出会って約12年、
随分長い付き合いになったと思います。
友達に無理矢理連れて行かれたオーディションから始まり、色んな人に出会い、たくさんの公演に参加しました。
これだけ長く続けられたのは、ZTONを好きになったから。初めて稽古に参加した時から、そこにいる人に、何より作品に一目惚れしてしまったのです。
だからZTONが1番面白いと信じ、他の人にもそう思ってもらえるよう、無我夢中で頑張ってきました。
そして新しい団員も増え、僕の中で積み上げたモノを教えていくにつれ、背負っていた重たい荷物が少しずつ減っていく感覚がありました。その時になって、ようやく自分を省みる余裕ができ、そうして今回の決断に至ったのです。だからこそ、退団ではなく卒団となります。ついでに人生の3分の2を捧げたお芝居も卒業します。お疲れ、自分!
初めて出会った時に感じた熱は、ずっと消えない陽炎になっています。きっとその先もずーっと。
だって好きになってしまったんだもの。
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