改めまして、
劇団ZTON新人公演03「月黄泉ノ唄」
2日間5公演、おかげさまをもちまして、無事に終演いたしました。
劇場に足を運んでくださったみなさま、
遠くからエールを送ってくださったみなさま、
本当にありがとうございました!!
皆それぞれの感動と、感謝の気持ちで迎えた千秋楽でした。
2ヶ月という稽古期間の中、本当に色々なことがありました。
行き詰まり、弱音を吐くことも、
自分たちの未熟さを痛感して、落ち込むこともありました。
それでも、演出の河瀬さんを筆頭に、教え導いて下さる諸先輩方や、支え合える仲間たちがいました。
この座組みは私の誇りです!
役者の世界ではよく聞く言葉かも知れませんが、
「自分の台詞は、共演者の為にある」
ということ。
独りよがりで発していい台詞なんてひとつもなくて、
自分の台詞はいつも誰かの為にあって、
舞台の上の自分という存在も、周りに生かされている。
私の台詞が他の誰かを輝かせて、
別の誰かの台詞が私を輝かせてくれる。
そんな、ともすれば当たり前のことを、心の底から深く実感することのできた舞台でした!
まだまだ至らないところも多いですが、それぞれの「これから」につながる得難い経験が出来たのではないかと思っています。
この機会を与えてくれた、家族、友人、共演者、スタッフの方、そして何よりお客様へ。
ただ、感謝です。
長くなりましたが、最後にもうひとつだけ!
今回の物語の中で、わたしが一番好きな台詞です。
「みんな辛いんだよ、みんの耐えてんだよ、みんな踏ん張ってんだよ!その中で何か大事なことを貫こうとしてんだよ!」
役としても、役者としても、
この舞台を通してなにかひとつ、大事なことを貫き通せたのではないかな、と思っています。
今度逢うときは、
今よりもっと成長した姿で、また、新たに「出逢いなおす」ことが出来るように願って。
始まりがあれば終わりがある。
今日からは、それぞれが、それぞれの道へ走っていきます。
どうか暖かく見守って、応援して頂けると嬉しいです!
全ての出逢いに感謝。
本当にありがとうございました!!
コジロウ、シンタ、クズハ。
〆の写真は愛する家族と!
そして全ての子どもたちを、愛おしく思っていたよ。
またいつか、どこかで!
瀬戸 有希
[2回]