2017年1月27日(金)〜29日(日)
「覇道ナクシテ、泰平ヲミル【護王司馬懿編】」
がABCホールにて上演いたします。
「覇道ナクシテ、泰平ヲミル」は
三国志を題材にしたエンターテイメント作品でして、
2014年に初演を、
2015年に再演と続編の2本立てで、
2016年に初演を東京にて
【護王司馬懿編】はシリーズ3作目にあたります。
そして、完結編です。
このシリーズも最終回、上級編です。
「覇道ナクシテ、泰平ヲミル」の台詞を1つ抜粋して参ります。
【護王司馬懿編】本編の劉琦の台詞にて
この世界は5つの要素によって成り立っている。
その5つの要素を統括するものが龍と呼ばれている。
木の龍、風龍。火の龍、炎龍。土の龍、土龍。金の龍、黄龍。水の龍、水龍。
この5匹の龍はいつの時代も、この大陸の覇権をかけて争ってきた。
自分の王朝を作るため、自分の王朝を守るため、他の龍の王朝を壊すため。
これまでこの大陸のすべての王朝にこの5龍のいずれかが関わっている。そう、この「覇道泰平」三国志要素だけでなく、
「龍」というファンタジー要素が含まれています。
この龍設定は、中国大陸の各時代王朝についていたということになります。
このあたりは「覇道泰平【偽蝕劉曹編】」のパンフレットに載っています。
すなわち、この「覇道泰平」中国大陸の歴史に精通していると
尚も面白いということです!!
ていうか、この龍設定を使えば
中国のどこの時代もできてしまうという罠!!「覇道泰平」は完結編じゃないのか!?
そんなクレームが聞こえてきそう。
いやいや、上演する予定は全くないですよ。でも考えるのは自由だから…!!例えば…
殷周革命をモチーフにすれば、
「覇道ナクシテ、泰平ヲミル【封神演義編】」風龍と黄龍の戦いですね。
そうそう、風龍のモデルは太公望なんです。ちゃんと風使いでしょ。
周王朝滅亡の件は真王孫権編でもちらっと出てきます。
始皇帝をモチーフにすれば、
「覇道ナクシテ、泰平ヲミル【キン●ダム編】土龍の成り上がりの話ですね。某始皇帝漫画のアレから拝借。
始皇帝の件は偽蝕劉曹編でも出てきてます。
髪の毛はふさふさらしいです、始皇帝。
項羽と劉邦をモチーフにすれば、
「覇道ナクシテ、泰平ヲミル【項羽と劉邦編】」炎龍が土龍ぶっ倒して行く話ですね。某司馬先生の書籍から拝借。
項羽は龍がついているんでしょうかね…。
劉邦の名前は覇道本編でもたくさん出てきてますよね。
湯王の話は地味だからいいや、黄龍ごめんね。
夏王の話はさすがに知らない事が多過ぎるわ、ごめんね水龍。
まぁ、こんなこと考える前に三国志に区切りを付けましょう。
まさかこんなシリーズになると思っていなかった「覇道泰平」
すべて、みなさまのおかげです。
劇場でお待ちしております!![7回]