みなさん、グーテンターク。
レストランまさひろです。
さて、みなさん楽しみになってきていますね?
また、来ました。
レストランの三国志の人物紹介です。
(マイナー武将紹介ちゃうわ!)
さて、今回は荊州の四英傑の話しをします。
彼らは正史(史実の三国志)にはいません。
彼らは演義(物語として仁君劉備をメインに面白おかしく描かれた三国志)の人物で、主に劉備がどれだけすごいかを描くために作られた方々です。
今回のお芝居が正史か、演義かといわれると、おそらく正史でしょう。
劉備の扱い方とか特に。
さて、この四英傑
長沙太守 韓玄、零陵太守 劉度、
桂陽太守 趙範、武陵太守 金旋
というラインナップになっています。
あらすじ~
彼らは曹操の恩恵の元、乱世の中静かに人生を過ごせるはずでした。
しかし、赤壁とか言う戦で曹操がコテンパにされて、恩恵を失い、呉から近い彼らは危険にさらされるのでした。
孫呉の恐怖に怯えるはずの彼らの前に現れたのは…
劉備軍!
…あれ?孫呉じゃないの?
と、戸惑いを隠せない四英傑に劉備軍は容赦なく笑顔で襲いかかります。
彼らはどうなってしまうのか?四英傑の運命は?
金旋
部下の鞏志と劉備を迎え撃つはずが、いきなり降伏しましょうと言われてテンション下がる。
それでも頑張って戦ったのに張飛にやられる。
帰ってきたら、留守を頼んだはずの
鞏志が『ほら、ダメじゃん。だから、言ったろ?』
といって弓を射てきて裏切られる。
金旋は彼なりにかなり頑張ったと思う。虎髭の化け物相手に自分の本分を全うしようとしたのだから。
趙範
僕が何故か好きな名前。
趙雲に攻め込まれて、敵わないと思い、即降伏。
趙雲の太鼓持ちになる。
嫂を趙雲に差し上げますとか言うゲスいことをしたため、逆鱗に触れ百叩きにあう。
逆恨みで趙雲を殺そうとするもあえなく返り討ちに。
大人しくしていたが隙を見て曹操の元に逃げ帰る。
趙雲のために存在する人物。
韓玄
一番有名。
最強のじじい黄忠と反骨武将魏延の主。
関羽とか言う軍神に攻められて半泣きの所、最強のじじい黄忠がハッスルして互角の戦いをする。
やったね。うちのおじいちゃんはやっぱりすごいねとみんなが喜んでいるのに、
韓玄は自分が話題の中心出ないことに腹を立て、『え、お前実は関羽と八百長してない?関羽のが強いのに見逃してもらってたよね?』
と、空気を読まなかったため魏延の逆鱗に触れ、場を微妙な雰囲気にする。
のちに魏延が反乱を起こし、黄忠と魏延は劉備の元に行きます。
ちなみに魏延はこのことがきっかけで諸葛亮に嫌われて悲惨な末路へと足を運んでいきます(正史だと諸葛亮と魏延は結構仲良しです)
そして、最後、劉度。
否!刑道栄!!!
こんだけ引っ張って、こいつの話しがしたかっただけです。
通称『KDA(けーでぃーえー)』
劉度は劉備に攻められる際、降伏しようとしていました。
かなり、賢明な判断です。
しかし、親の苦労子知らず。
息子の劉賢が高笑いしながら言います
『うちの部下に呂布並の奴がいるんだけど』
そこに現れたのが猛将KDA。
彼の腕には大斧が握られ、メチャクチャ強そう。
劉度はこれはイケる!と思ったのか、猛将KDAに全てを任せます。
まずは頭脳戦!
天才軍師である諸葛亮に舌戦!
『諸葛亮って名前が気に食わんのだ』
『うわ、きみ息クサイな』
負けました。
怒った猛将KDAは武将の本分一騎打ちに出ます。
出てきたのは張飛、あの虎髭の化け物です。
怖いので逃げました。しかし回り込まれます。
最後は趙雲間で出てきて、降伏しちゃいました。
そして、劉備の元につれてこられた猛将KDA。
劉備は嬉しそうに口を開きました。
『おお、KDAを捕らえたか』
さすが仁君。いい笑顔です。
『斬れ!』
…え?
どうした劉備?
演義(もう一度言いますが仁君劉備が主人公です)でこの言われよう。
どうした劉備!
『私、こいつだけは信用できないんだよね。』
何故か数々の武将を屠ってきた諸葛亮までもが止めます。
結果、劉度の元に帰ったふりをして城を攻め落とす様に諸葛亮に唆され、猛将KDAは帰ります。
…が彼は劉度様の忠臣。
逆に劉度を打ち取ったふりをして、劉備に近づき倒そうと計画します!
さすがだ猛将KDA!
そして、計画実行。
しかし、諸葛亮が
『これも計算のうちです』
と言って猛将KDAは打ち取られ、劉度たちは猛将KDAにすべての罪を着せて降伏します。
猛将KDA…
悲しいぞ猛将KDA。
知将(諸葛亮には負けたけど)
かつ
猛将(張飛、趙雲に負けたけど)
猛将KDA!
なんか、こういう渋い奴好きです。
自分なりに自分のできることして、頑張ったけど散っていった奴とかね。
長くなりました。
ちなみに僕の役は猛将KDAではなく、夏候惇です。
頑張ります。
是非観て下さい!
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