門石藤矢です。
本日は真っ先に、
皆様にお詫びを申し上げなければなりません。
前回、僕が書いた記事の内容についてなのですが…
※「しぐれ」は、和装シェイクスピアシリーズではございません。
これは、あくまで「和装シェイクスピアと評された」だけなのだそうです。
(「しぐれ」紹介文より抜粋)
和装シェイクスピアシリーズが始まったのは、
『沙羅双樹のハムレット』からで、「しぐれ」からではございません。
(詳しくは、ホームページ上部
「ZTON?」の和装シェイクスピアのトピックをご覧ください。)
また、リア王と関係があるのか、という考察ですが
【セリフにあった言葉が似ている】というだけで、
リア王との因果関係は、一切ないそうです。
焼酎ステラさん改め
高瀬川すてら さんが優しく教えてくださいました。有難うございました。
以上、この2点の誤りを撤回、訂正いたします。
失礼しました。
ちなみに、すてらさんの記事にチラっと書いてあった
「天正のリア王」では、ちゃんとリア王がモチーフらしいので、そちらは期待ですね。
失敗は成長のもとっ…!!
次こそは! 気合い!いれて!いきます!!
はいっ!
じゃあさっそく行ってみよー!
今日はコレ☆
劇団ZTON ProjectT vol.1 「阿修羅乃華」
これはですね。
2007年に公演された、ZTONとしては3作目の作品で、
「しぐれ」と同じ年に公演されたものです。
ちなみに、この『阿修羅乃華』。
演出はもちろん河瀬さんなのですが、脚本がなんと!
為房さんが書いてらっしゃいます!!
もー、《作》のとこ2度見しちゃいましたもん。ビックリし過ぎて。
む? 【Project T】?
“T”かぁ。なんのイニシャルだろう。
まっ…まさか…。
…為房さん?笑(“T”amefusa-san)
んなわけないか☆
これはまた後日、詳細をお届けすることに致しましょー!
さてさて!
肝心のお話の内容ですが、
これまたザックリあらすじで見ていきましょう!
物語の舞台は【神山藩】と呼ばれる、城下町が栄えている素晴らしい藩。
(藩ということは、時代的には「江戸時代~明治時代」なのでしょうか。)
だがそこは、あくまで「城下だけ」の話であり、
城下から一歩離れれば、貧しい農村が広がっている。
藩主の政策により
農民からとれるものは、すべてとり尽くし。
村に不穏な動きがあれば、見せしめにその村を焼き払う。
逆らう者は、一人残らず、すべて殺していった。
だがそこに!
そんな所業をみるにみかねて立ち上がる一人の男!
名は、響代京。
その男の怒り、強さ、まさに阿修羅のごとく!
その一匹の阿修羅に魅せられて、次第に大勢の仲間が集まっていった。
――その名も、阿修羅隊。
はいっ。
ざっとこんなもんです。
ほとんどが、紹介文からの抜粋ですが…笑
まず、主人公の【響代京】。
なんとっ、蜜比呂人さんが演じてらっしゃいます!
今とお変わりなく、めちゃくちゃカッコイイ。
強いて違いを見つけるのなら、髪型が短髪でワイルドな感じでした。
それからね!
ヒロインの【北見穂乃華】
穂乃華は、実は響代京を探して旅をしていて、
京や穂乃華と仲が良かった【真田魁】と行動を共にしています。
実は、この【穂乃華】。
なんとなんとっ。高瀬川すてらさんが演じてらっしゃいます!!
この時は、焼酎ステラさんですね。
すてらさんといえば、殺陣ばんばんの姉御っぽい感じ!
…と、僕の中で勝手なイメージがあるのですが!笑
この【穂乃華】役のときは、もーめちゃめちゃ乙女なのです!!
刀や殺陣。一切無しの超ヒロイン。
京たちが、真剣で稽古しているところに割って入って、
「危ないからダメだよ!!」って怒るくらい、優しい人。
ちなみに!
開幕一発目は、すてらさんが舞台上で歌うところからスタートするんですね。
すごく綺麗な、素敵な歌声でした!
全体としての感想ですが、
【響代京】サイド(主に阿修羅隊など)と【穂乃華】サイド(主に、真田魁や藩関連)
が入れ替わりながら話が進んでいき、
最後にぶつかり合うという熱い展開がすごく好きでした。
終わり方が反則というか、なんというか…!
すてらさんが歌うところから始まる、最初の意味深なシーンが
こういうことだったのか、といった具合にカチッっと
自分の中でハマったのが素敵でした。
それと、舞台がね!!
全体が障子に囲まれたようなデザインで、すごくカッコいいんですよ!!
舞台奥側に、本物の障子のように開閉する
はけ口があったり!
裏でライトアップしているのか、
炎のように光ったり、花の影が出てきたり!!
すごく綺麗でしたっ!!
そのほかにもね…
この2つの陣営を唯一行き来する
為房さん演じる【亀岡定】という人物いて、物語をかき混ぜていくんですけど。
彼は、阿修羅隊に身をおきながらも
神山藩の結成した、“阿修羅隊討伐隊”《羅刹隊》に属していて
ある目的のため行動しているんですね。
この目的がまた…あんたカッコいいよ、定さん。
それから、
河瀬さんが実は役者としても出演しているのですが…
【紙芝居老】という物語の語り部的存在のじいさんでして。
物語の最初の方から、まぁものすごく怪しかったり!笑
土肥さんが、阿修羅隊の隊員【案山子】と、京たちの師匠【水川紫炎】
の一人二役を演じていたり!
などなど。
見どころが沢山ある作品でした!!
もうテンションの赴くまま
描いた結果がこれだよ…!!
まとまってなくてすみません(´ε`;)
次の記事は、もうちょっと頑張ろう…!
次回作にご期待下さい!
長々と失礼いたしましたっ。
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