皆さまこんにちは。夜の寝苦しさに夏を感じますね。出田です。代表の河瀬さんを含め団員たちは外部出演やらなんやらで活気がある感じですが、もちろん次回公演に向けても鋭意活動中です。次回公演はわりと久々にがっつり歴史もの。当然台本についてトークするときは三国志の話に行きつくわけです。
日本史ですらところどころ危ういのに三国志なんて当然サッパリぷんぷんなわたし。頑張って三国志トークについていくためこんなものを購入しました。
『三国志義』、現在の三国志のイメージの元祖ともいわれる古い本です。
こういう古い本は現代の小説とは違った独特の面白みがありますね。人物の描写がやけに大げさだったり、なんとなく大らかな雰囲気が流れていたりして良いと思います。敵が風や雷を操るような強大な魔法を使ってきても「うむ、敵は邪法をつかうのか」程度のリアクションであっさり流してしまう辺り彼らの大物っぷりが伝わってきます。
個人的にはエピソードの最後に「それでは、次回お楽しみに!」みたいな文章が入るのが印象的でした。平家物語みたいに弾き語りとかやってたんでしょうか。
全八巻もあるので流石に読破はできていないのですがそれでも台本の元ネタなどがちらほら分かるようになってきて楽しい今日この頃です。
『覇道ナクシテ泰平ヲミル』を観劇予定のみなさん、公演をもっと楽しむために三国志に触れてみるのも良いかもしれませんよ!
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